ホロスコープの"その人っぽさ"が現れる場所とは!?
太陽星座は表に出てこない
ホロスコープの太陽のある星座を"太陽星座"といいます。
(巷の12星座占いでは、この太陽星座だけで占っているのでしたね)
ところで太陽星座は、必ずしも、周囲から見た "その人っぽさ" が表れているとは限りません。
あなたも12星座占いをやっていて「自分に当てはまらない」と思ったことがありませんか?
例えば「魚座なのに血気盛んな人」「ふたご座なのにコミュ障の人」「しし座なのに引っ込み思案」などなど・・
実は、太陽星座って必ずしもその人っぽさを表すとは限らないんです。
人間をたまごに例えてみましょう。
太陽星座は、卵でいうと黄身の部分といえます。
卵の黄身って、白い殻に覆われていて表からは見えないですよね!?
大事な中心部分は、そう簡単に見えないようになってるんですね〜
太陽星座もこれに似ています。
本質部分はたまごの殻にガッチリ守られているため、周囲からみた"その人っぽさ" として表から見えるとは限らないのです。
太陽星座はその人の中心部分なのだ
誰かのホロスコープをリーディングするときは、"本質は隠されて見えない" ことを心得ておきましょう。
太陽星座が魚座の人でも、優しく見えないかもしれません。
太陽星座がふたご座の人でも、話し好きに思えないかもしれません。
でも不思議に思わなくていいんです。
だって太陽星座って表から見えにくいんですもの。
他人はおろか自分のことだって分かっていない可能性もありますよ。
自分の本質を知らずに生きている人は、けっこう多いものです。
黄身の部分を知らずに、外から見た殻(カラ)を自分だと思い込んでいるのです。
外からの評価=自分自身 とは限りません。
「私って白いんだ」と思い込んじゃってませんか!?
あなたの本質は黄色いのかもしれませんよ・・・!?
太陽星座を使っていない人もいる
太陽星座が表面から見えない理由のもう一つの理由として、「そもそも太陽星座を使っていない」というパターンも考えられます。
太陽は、その人が自らの人生を歩み始めたとき本当に輝き出す天体なのです。
例えば、私は太陽星座がふたご座なんですが。子供のころから人見知りで口下手、話し下手。ぜんぜんふたご座っぽくなかったんです。
「自分ぜんぜんふたご座じゃないな〜」と思ってたんです。
でも大人になって文章を書くことが好きになっていきました。
知識を誰かにわかりやすく伝えたりするのがすごく楽しくなったんですね。
それで「あ、やっぱり自分はふたご座っぽいんだな」と分かりました。
このように太陽星座は、始めから表に出ているとは限らないんですね。
とくに幼少期は、太陽星座よりも月星座をみたほうがその子の特徴がよく現れていることが多いです。
ホロスコープのどこに、その人っぽさが現れる!?
周囲から見ての "その人っぽさ" が最もよく現れるのは、ホロスコープのどこでしょう?
結論から言いますと、答えはAsc(アセンダント)、MC、月の3箇所です。
この3箇所のポイントには、その人の特徴や癖などが良く現れます。
卵でいうと殻の部分。外からもよくわかるその人の特徴をリーディングすることが出来るのです。
➡︎ Ascには、その人の習性や癖、周囲の人との関わり方、考え方の傾向、場合によっては容姿・容貌などが現れます。
➡︎ MCには、対外的なアクションの仕方や、社会的にどんな仕事をしているか?が現れます。
➡︎ 月は「感受性」や「刺激に対する反応の仕方」を表し、幼少期からずっと変わらないので分かりやすいんです。
「ホロスコープをどこから読んだら良いかわからない!」という人はまずはAscとMC、月星座をチェックしましょう。
さてさて次は、具体的にAscとMC、月星座を見ていく予定です。