太陽と月が象徴するもの 〜個人と人類〜
いいないいな人間っていいな
前回は主に月について書いたので、今回は太陽について見ていきたいと思います。
・・さて、突然ですが・・
働きアリの2割くらいは、ほとんど働いていないらしいです。ニートアリなんですね。
でもニートアリを除いてしまうと、今度は働いてたアリの2割くらいが働かなくなるのだとか。
これってすごく不思議です。まるでアリの集団がひとつの生物のように振る舞っているのですから。 自然界にはこうした例が山ほどあり絶妙なバランスが保たれているわけですね。
人間もまた同じではないでしょうか?
人間とは個人のことだけではなく、人類全体でひとりの大きな人間である。
わたくしYodaは、そのように考えています。
個人個人、好き勝手に活動しているつもりでも、実はつながっている。
あなたは個人として生きているつもりでも、知らず知らずのうちに人類のバランスを保つ役割を果たしているのかもしれません。
社会での役割ってなに?
太陽は 「社会での役割」 と言うことがあります。
この "社会での役割" って、必ずしも仕事をしたり、お金を稼ぐことではないんです。
もちろん社会の歯車になることでもありません。
『スイミー』という絵本を読んだ事があるでしょうか。
黒い小魚のスイミーと、赤い複数の小魚が群れになり一つの大きな魚に見せかける、という例のアレ。 奇才・レオ=レオニ監督がおくる海洋スペクタクルロマンです。
太陽が象徴する "社会での役割"ってこれにすごく似ていると思うのです。
それは・・
「あなたにしか出来ない方法で人類に貢献していくこと」
を意味します。
あなたはその他大勢のうちの1人ではありません。
あなたが自分自身をこの世で唯一無二の存在だと自覚し、スペクタクルロマンな人生を生きようと決意したとき、あなたの心の中の太陽が輝き出すのです。
全体と部分を行ったり来たり
もちろんそんな壮大なテーマばかり考えていたら疲れてしまいます。
太陽としての自分をDOING(目標に向かって行動する)とするならば、月としての自分はBEING(ありのままの存在)。
私たちは、まず個人としての幸せを追求するのが先でしょう。つまり月ですね。
人は誰しも、プライベートな生活があり、一匹の小魚のスイミーとしての自分があるのですから。
あと"人類に貢献" とか言っちゃうと、ちょっと引きますよね?(笑
わたくしYodaも自分のことだけで精一杯な人間です。
でも、人類と個人。全体と部分。これらは不思議なことに双方向的に影響し合っています。
個人としての幸せは人類にとっての幸せになり、人類の幸せがあなたの幸せにもつながっている。 太陽としての自分が輝けば、月としての自分が輝く。月としての自分が輝けば太陽としての自分も輝く。
ここでもやはり、太陽と月のバランスが重要になってきます。
(自分で書いててなんですが、、ちょっと宗教勧誘チックなこと言ってる!?大丈夫?汗)
【 POINT 】
・太陽 = 人類の一部としての自分 DOING
・月 = 個人としての自分 BEING