ホロスコープ読みの際に知っておくべきこと
間違った読み方に惑わされない
ホロスコープを読むには、ある程度の経験と知識が必要かもしれません。
本を読んだり、色々な人のホロスコープを読むうちに、それぞれの象意をあなたなりに消化していくことが出来るでしょう。
その上でひとつ注意点というか、こんな読み方はしない方がいいよ!という大事なポイントがあります。 それは・・
「あなたの可能性を制限するような読み方をしない」
ということです。
例えば、土星は "障害や制限を司る惑星" と書かれている書籍があります。
もちろん、それ自体は間違いではないでしょう。 しかし例えば結婚のハウスに土星があるからといって一生独身なのか? というとそれは違います。
あるいは、あるハウスに星が無いから収入が少ないとか、ハードアスペクトがあるから友達が出来ない、といったように、単純に「良いのか、良くないのか」 という視点で解釈している人を見ると、もったいないと言わざるをえません。
占星術はおみくじではありませんし、そもそも "良いか?良くないか?" といった解釈はその人の主観にすぎません。
ホロスコープがあなたの人生の一端を垣間見せてくれることは確かですが、人生はもっと複雑で奥深いものです。 ホロスコープを見て、単純に一喜一憂するのは少し違うと感じてしまいます。
正しく読もうとする前に
占星術とは人生の目的に到達するためのツールだと考えています。
そしてホロスコープは、そのための地図とも言えるでしょう。
ここで言う "人生の目的" とは、例えばお金持ちになりたいとか、素敵な相手と付き合いたい、といった事ではなく、あなたが残りの人生を賭けるに値するゴールのことです。
(人生の目的は全員が持っています。そしてそれは一つとは限らず複数あるはずです)
では、あなたの "人生の目的" が何なのか? 実はこれが分かっている人はあまりいません。
でもそれでいいのです。 それは、今のあなたには見えないところにあるはずだからです。
(※ 逆に今の自分でも見える目的は、本当の目的ではない可能性すらあるのです)
話を戻しますと、ホロスコープを読んで、ガッカリしたり、夢をあきらめるならば、その読み方は間違ってるかも!?
運命とは受け入れるべきものではなく、自ら選び創り出すもの!
占星術やホロスコープは、そのためのヒントをくれるものであり、決してあなたの可能性を制限するものではないのです。
ホロスコープを正しく読もうとする前に「可能性を制限するような読み方をしない」ということがとても重要であることがお分かり頂けるでしょうか。
占星術をこれから勉強するという方も、今勉強中という方も、是非この事を覚えておいて欲しいと思います。
余談)
ホロスコープを読んで、「ガッカリした」とか「受け入れられない」と感じた瞬間に注意してみましょう。なぜガッカリしたのか? なぜ受け入れられないと思うのか? そこに、本当に望むあなたになるためのヒントが隠れているかもしれません。
次回はどこかで人生の目的の見つけ方について書いてみたいと思います