ホロスコープの読み方 入門編③
では、実際にホロスコープを読んで行きます。
あなたの生まれた時のホロスコープを用意してください。
こちらで作成出来ますので、別ウィンドウで作成しておくことをオススメします。
10個の惑星が属する星座(サイン)の性質から、あなたの大体の性質を知る事ができます。 チェック項目は「2要素、3区分、4元素」というものです。
※図のピザカットされてる箇所、ハウスっぽいけどハウスじゃないので注意してね
あくまでも、星座(外側の輪っかに並んでいます)の性質です。
星座(サイン)の4元素
4つの元素(エレメント)について見て行きましょう。
さて、12星座は4つのエレメントに分類されます。
それは火、地、風、水の4元素。(火はFire 土はEarth 風はAir 水はWater)
ひとつづつ性質を見て行きましょう。
・火のエレメント
火は上へ昇る性質がありますね。向上心が強く何事にも積極的です。
また、火は活力の象徴でもあります。 ワクワクした冒険や刺激的な事が好き。
与えられた枠から飛び出したいという欲求も強く、未だ見ぬ世界へ憧れます。
・地のエレメント
地のエレメントはとても実質的。
日本語で"地に足着いた"と言うように、現実的で安定感のあるものを求めます。
地には「固める」という性質があります。例えば思いついたアイデアを形にする、考えをまとめたり、考えを文章にしたりするには、地のエレメントが必要不可欠!
・風のエレメント
風は常に流動して止まる事がありません。
性質としては地と真逆。こっちは固まっていたくないんです。
自由を愛する旅人のように。スナフキンぽい感じでしょうか。
また、風って情報とか知識の象徴でもあります。"風のうわさで〜"などといった日本語もあります。風のエレメントが強いとコミュニケーションが得意な社交家だったり、知識人になることも。
・水のエレメントの特徴
水はくっついて、交ざり合うという性質があります。
このエレメントが強い人は共感能力が非常に高いのが特徴です。
そして気持ちや感情を大切にする!
自分と他人の感情の境界線があいまいで一緒くたにしてしまう傾向があり、周囲の色に染まりやすいので職場環境にはとくに注意しましょう。
野心的過ぎる人といるだけで気持ちが荒んだりすることも。ポジティブで一緒にいて気持ちよいと思える人々と付き合うことです。
また水は感情や霊性を象徴する元素でもあります。体という枠組みを越え、スピリチュアルな能力を発揮する人もいます。
星座(サイン)の3区分
次にサインの3区分を見ていきましょう。
先ほどと似ているのですが、今度は牡羊座から魚座までの12星座を3種類に分類します。 活動宮、不動宮、柔軟宮と3種類に分ける事ができます。
3区分からは、あなたの行動の性質を読む事ができます。
先ほどと同じく、ご自身のホロスコープの惑星はどの宮に多いのかチェックしましょう
活動宮は、何かを始める力が強い。じっとしているのを嫌い変化を好みます。
活動宮が多い人は、自ら積極的に物事に取り組みます。企画やアイデアマンなどに適性あり。 ただ始めるのは得意ですが管理・維持するのは苦手です。
不動宮は、粘り強く同じ事を繰り返すことが得意。変化を嫌い同じ所に留まろうとする性質があります。不動宮が多い人は、変化の多い職場には向きません。コツコツ同じ事を繰り返し自分のやり方を磨き上げていくような職種に適性があります。
活動宮の人の思いつきをじっくり形にしていくのも得意です。
柔軟宮は、相手の要求に合わせて柔軟に対応できます。
活動宮が多いADHD的な上司とも、不動宮が多い職人気質な上司ともうまくやれます。
対立を仲裁するのも得意。活動宮人間と不動宮人間の間に立って衝撃を和らげる役割。
ただ、自ら決断したりするのは苦手。一人だと根無し草のようになりがちなので注意。
※英語で活動宮はカーディナル(Cardinal) 不動宮はフィクスト(Fixed)、柔軟宮はミュータブル(mutable)。
※ 不動宮を固定宮と言う方もいます。その場合、変換するとき固定給にならぬよう注意!どうでも良いアドバイス・・
※ 活動宮は活動的で、不動宮は活動的でない、というわけではないのでご注意を。
獅子座を見てもらえば分かると思いますが派手好きのイメージの獅子座は不動宮です。また蟹座はどちらかといえばインドア派なイメージですが活動宮です。 太陽を支配星に持つ獅子座が不動宮で、おうち派の蟹座が活動宮とはこれいかに? 安心してください。ダジャレじゃないです。
不動宮は、ドラクエで言うと自分は戦わない王様をイメージすると分かりやすいかもしれません。自分を中心にして世界の方が回っているのです。太陽系で言うと太陽のように。これってとてつもないエネルギーですよね。不動宮は決して貧弱というわけじゃないのです。
反対に活動宮というのは、以外と軽いイメージもあります。軽いからこそ動き回れるというか。車で言うと小回りの利く軽自動車のように。軍隊で言うと足軽や歩兵のように。
活動宮は強く、不動宮は弱い、と単純に解釈しないようにしましょう。
星座(サイン)の2要素
牡羊座から魚座までの12個のサインは、男性宮と女性宮の2つに分けることが出来ます。 ここからはその人の関心の方向性を見る事ができます。
男性宮は関心が外部へと向けられます。
今、社会で何が流行っているのか?とか出世したいとか、リアルワールドでの出来事に興味があります。
女性宮は関心が自己の内部や自分の所有物(金銭含む)、家庭などへ向かいます。
また自分とは何か?とか、人生のより深い意味、精神世界などに関心を抱きやすくなります。
男性らしさ、女子らしさとは関係がないのでご注意を。
男性女性という言い方が偏見ぽくて好きでないなら、奇数と偶数で置き換えても構いません。奇数のサインは外へ関心が向かう、偶数のサインは内へ関心が向かうと覚えましょう。
男性宮の方が多い:現実世界 リアル傾向 社会的 能動的
女性宮の方が多い:精神世界 スピリチュアル傾向 家庭的 受動的
例えば、あなたのホロスコープの10個の惑星のうち7個が男性宮に、残り3個が女性宮にあったとします。
するとあなたの本質的な性格として、男性宮の性質の方が強く現れるわけです。
ご自分のホロスコープを眺めて、どちらの宮が多いかチェックしてみましょう。
ちなみにわたくしYodaは男性宮に8個、女性宮に2個という男性宮過多。
------------------------------------------
さて、早足で2要素、3区分、4元素を見てきました。
あなたのホロスコープはどうなっていたでしょうか?
ご自身の実感と照らし合わせてみて心当たりはありましたか?
「確かに当たっているな・・」「いや、全然違う気がする」 感想は様々だと思います。
でも大切なのは、"当たってる、当たってない"に終始せず、自分を見つめ直すきっかけにすることだとYodaは思います。
全然違ってる・・でももしかしたら・・?
そう考えてみると新たな自分の一面を発見できるかもしれません。
気になるあの人の性質を見てみるのも面白いと思います。
2要素、3区分、4元素はホロスコープ読みの基礎ですが、とても重要です。