ホロスコープの読み方 入門編①
占い好きな人であれば「ホロスコープ」という言葉を耳にした事があるかもしれません。
もしもホロスコープを自分で読めたらすごく楽しいだろうなと思いませんか?ここではホロスコープの基本的な知識から、具体的な読み方まで解説していきます。
ホロスコープが読めるようになると占いに対する考え方がガラリと変わります。
自分や他人のことを色んな角度から見つめることが出来るようになるんですね・・
占星術の原理!
(少しだけ占星術の考え方をおさらいさせてください。。)
西洋占星術の大きな特徴は、実際の天体を使って占うという点にあります。
生まれた時点において、天の星々がどの方角をどのように運行していたのかを知る事で、あなたの運命や性格を導き出すのです。
不思議っちゃー不思議な話ですよね。。 地球から遥か遠くにある巨大な星々と、地球に住むちっぽけな私たち。一見するとなんの関係もないように思えます。
ここでちょっとイメージをしてみましょう。
まず太陽系を想像してください。中心に光り輝く太陽が存在し、その周りを地球、水星、金星、火星、などの天体や小惑星がぐるぐる回っています。
次に、私たちを構成する原子を想像してください。中心には原子核があり、その周りに分子があります。 これ、太陽系とちょっと似ていると思いませんか。
世の中にはそうした例が他にも沢山あります。
どこを見ても同じ形をしている図形を「フラクタル」といい、自然界によく表れます。
例)木の枝、ブロッコリー、リアス式海岸、タマネギ・・などなど
私たちの中にも小さな太陽系が存在しています。私たちはいわば小宇宙。そして、
小宇宙たる私たち人間は、大宇宙と連動しています。
なぜなら、全ての物事は、実は根っこの所で同じ構造をしていて繋がっているから。
そう考えると、天の星々を観察することで人の未来を知る事が出来るワケが、なんとなく分かる気がしませんか?
今まさに大宇宙を運行する火星や金星や木星などを知れば、地球に住む小さな存在である私たちの運命や未来も分かる。なんだか凄い話ですね。
10人のわたし
人を愛する事や楽しむという感情は、金星が司っています。
金星がちゃんと働くことで、愛や喜びという感情を感じることが出来ます。
火星は勇気や闘争心を司る惑星です。 火星の働きが弱ければやる気が不足して勢いがありません。(過剰すぎると短気で怒りっぽくなったりしますが・・)
木星は拡大・発展を司る幸運の惑星。
土星は試練や制限を設ける惑星。
などなど惑星にはそれぞれ役割が決まっています。
基本10惑星は以下のもの。
太陽 月 水星 金星 火星 木星 土星
天王星 海王星 冥王星
そして、それぞれの惑星は、私たちの精神活動を司る10人の神様に例えられます。
占星術では、10人の個性的な神様があなたという一人の人間を作り上げていると考えるのです ♪
そして自分の中に住んでいる10人の神様の性格は人それぞれに異なります。
(それは生まれた時のホロスコープから判断します)
「あ、あなたの金星は牡羊座にあるから恋にアグレッシブなオテンバなヴィーナスですね」とか「あなたの火星は魚座にあるので優しいマルスですね」とか。
実際はもうちょっと複雑ですが、まあそんな感じでしょうか。
前置きが長くなりましたが、つぎにホロスコープの読み方を解説していきます。
ホロスコープ入門
西洋占星術はホロスコープなしには始まりません。
初めは記号などが複雑で難しく感じるかもしれませんが、基本的な意味を覚えて慣れていけばあなたも読む事が出来るようになります。
さてさて、先ほども申しましたように占星術では空を見渡した時に星々がどの方角をどのように運行していたのかを観察することであなたの運命や性格などを導き出します。
そこで使われるのがホロスコープ!
丸い中に♀とか♂とか、その他いろんな謎の記号が散りばめられた例のアレ!
ホロスコープとは、地球上のある観測地点から空をぐるっと見渡した時の、惑星や星座の位置を写し取った図です。
ホロスコープを見れば天の星々がどの位置を運行していたのかが手に取るように分かります。占星術には必要不可欠なツールですね。
あ、ホロスコープを読むのに小難しい測量計算が必要になったりはしないのでご安心を。
では次に実際のホロスコープを見ていきましょう。