西洋占星術の未来予測 プログレスのアスペクト〜
プログレスの「太陽」×ネイタルの「水星」
プログレスの太陽 × ネイタルの水星のアスペクトの意味を解説。プログレスを[P]、ネイタルを[N]で表すものとする。プログレスの太陽が、ネイタルの水星にハードアスペクト、またはソフトアスペクトを形成した時の意味を紹介します。このページではプログレス法またはソーラーアーク法の場合の解釈としてお読みください。
ソフトアスペクトは主に30度[セミセクスタイル]、60度[セクスタイル]、120度[トライン]を、ハードアスペクトは主に45度[セミスクエア]、90度[スクエア]、180度[オポジション]を指しています。0度[コンジャンクション]に関してはソフトとハード両方の意味が複雑に混じり合う時期とお考えください。
※ ネイタルの水星と太陽は28度以上離れません。また[P]太陽は1年で1度しか動きません。そのため現在の人間の寿命では、[P]太陽と[N]水星は、180度[オジション]などが形成される可能性は稀でしょう。(遠い未来、人の寿命が100年、200年・・1000年・・肉体を失っても、脳の記憶をメモリチップに吸い上げ、情報状態で生きる時代がやってくるかもしれませんが) このページでは、プログレス法またはソーラーアーク法の場合の解釈としてお読みください。
※ 「ホロスコープはその人の寿命が尽きた後にも意味を持ち続ける」という考えもあります。
例えば、 作家の死後200年後に、作品が脚光を浴びるといった場合、すでに亡くなっている作家の出生ホロスコープに対して、プログレス、あるいはトランジットの天体が作用していた、という可能性があるでしょう。
● [P]太陽 × [N]水星 が ソフトアスペクトのとき
・学業や仕事面で、あなたの人生の転機となる人や物との出会いがある
・仕事・プライベートでもコミュニケーションが大きな意味を持つとき
・アイディア・ひらめきのおかげで、仕事・ビジネスで大成功を収めやすい
・勉強や資格・スキルの習得には、腰を据えてじっくり取り組むこと
・あなたの意見・考えをネットやSNSを通じて積極的に発信していく
・いろんな人に会う・いろんな場所に足を運ぶことでステキな出会いが
・興味を持ったことをとことん追求すれば、仕事やビジネスにつながる可能性が
・悩んだ時や行き詰った時には「言葉」にして書き出せば気持ちが整理される
・コミュニケーションを活発化させればその分だけ、興味や関心も湧きやすくなる
● [P]太陽 × [N]水星 が ハードアスペクトのとき
・仕事やビジネスが忙しかったり、仕事の内容・ポジション等に変化があるとき
・さまざまなタイプの人や情報があなたのもとに集まり、とてもにぎやかなとき
・コミュニケーションが活発な分、不必要な争いやケンカにも遭遇しやすいとき
・ネガティブな情報に触れてしまったときの対処法をいくつか持っておく
・アンテナを鋭くするタイミング・そうでないタイミングを制御する
・人にインパクトを与えることよりも、事実に基づいた情報を伝えるように
・大げさなことを言うなど「大風呂敷を広げる」ことにならないように注意
・細かいことが気になりやすい時なので、イライラしないような工夫が必要
・中身がない・実現性のない計画に関わらないよう、よく内容を見極めること