※ハーモニック数の横の緑の枠に数字を入れホロスコープを作成ボタンを押せば、その数字のハーモニック図が作成されます。
※オーブは±6度で設定されています。アスペクト表の()内の数値は誤差です。0に近いほどアスペクトがタイトだという事になります。
※ハーモニック数を1にするとネイタルチャートになります。
【ハーモニクス占星術入門】
ハーモニクス占星術は、「調波占星術」「倍音の占星術」「可能性の占星術」などと呼ばれます。
音楽で "倍音(ばいおん)" という言葉があるのをご存知かもしれません。
例えば、ギターなどの弦楽器では、弦の1/2のところを押さえると2倍の周波数の音が、1/3のところを押さえると3倍の周波数の音が鳴ります。 ハーモニクス占星術の原理はこれに似ています。
出生時のホロスコープの天体の位置を2倍や3倍・・に増幅していくことで、ネイタルチャートには表れていない「魂の異質」や「可能性の芽」、「あなたのどんな可能性の芽がいつ発芽するのか?」を読み取ることができるのです。
いわば、あなたという人間が、人生を通してどんなハーモニーを奏でていくのか?
それを読み取るのが、ハーモニクス占星術というわけです。
出生時のホロコープは、あなたという人間の元となるもの。
いわば植物の種(たね)ですね。
そしてハーモニクスのホロスコープは、その種が、いつ発芽し、どのように育つのか?を読み取るためのチャートです。
【ハーモニクス占星術の数字について】
ハーモニック数(Harmonics Number)を略してHNと書きます。
(HN=1 は通常のホロスコープです)
ハーモニック数は「調波数」とも呼ばれます。
さて、このハーモニック数には、それぞれ意味があります。
例えば「HN=2」は目的意識、「HN=3」は創造や楽しみ、「HN=4」は秩序や論理的思考・・といった具合です。
HN=1 : ネイタルチャート
HN=2 : 目的意識
HN=3 : 創造や楽しみ
HN=4 : 困難を克服する力、秩序や論理的思考
HN=5 : 本能的欲求、自分らしさ
HN=6 : 環境適応能力
HN=7 : 夢や理想、芸術
HN=8 : リーダーシップ
HN=9 : 本質、スピリチュアリティ、人生の最終目標
・
・
・
またハーモニック数は、その数字の満年齢のときに起こる出来事や行為、衝動などが現れます。
例えばHN=35のチャートからはその人が35歳の時に起こる人生のイベントが読み取れるのです。
【発芽について】
ハーモニクス占星術では、合(コンジャンクション)のアスペクトを「可能性の発芽」や「能力の結実」と考えます。
例えば、10歳のときのホロスコープ(HN=10)に、180度のアスペクトを持つ天体があるならば、20歳のとき(HN=20)のときに合となり、発芽します。そして発芽した力は、その後の人生においても影響し続けます。
発芽する能力は、天体同士の組み合わせと、ハーモニック数(調波数)が表す時期や意味によって変化します。
ハーモニック数5の時に、月と火星が発芽する(0度コンジャンクションとなる)場合は、その人の「本能的欲求」として強い "競争心"を秘めることになるでしょう。
ハーモニック数7の時に、水星と金星が発芽する場合は「芸術的才能」として、言語やアートなどの分野で洗練された表現能力を授かる可能性があります。
自分自身のホロスコープのハーモニック数(調波数)をいろいろと変えてみて、どんな天体同士がどの数で発芽するか?チェックしてみると何か気づきが得られるかもしれません。