〜基本10惑星 その10〜
冥王星
〜西洋占星術における冥王星の意味〜
冥王星は、破壊と再生を司る惑星です。
それは周囲の状況など関係無く不可抗力的に働いて物事を根本から変えてしまう変化をもたらします。また物事の極限状態や死と再生に関係しているため、最高か最低のいずれかの極端な結果を生むでしょう。
例えば、政治的権力が働き巨万の富を築く事もあれば、
逆にすべてを失うことも考えられます。
またいざと言う時に火事場の馬鹿時からを発揮することも。
いずれにせよ冥王星の意志は強制的かつ徹底的に働くところが特徴です。
例えば、戦争は、冥王星が大きく影響するようです。
冥王星がかに座に入ったとき、第一次世界大戦が勃発しました。
(第一次世界大戦は1914年〜1918年まで。この間、冥王星は蟹座の1度〜6度を運行した)
そして冥王星がしし座に入ったとき、第二次世界大戦が始まったのです。
(第二次世界大戦は1939年〜1945年まで。この間、冥王星はしし座の2度〜10度を運行した)
冥王星は通常は電源がOFFの状態ですが、ひとたび起動すると個人の人生を根本から変えてしまう変化をもたらすのです。
個人のホロスコープにおいて冥王星のあるハウスはしばしば重要な意味を持ちます。
基本データ
- 公転周期:約248年
- 年齢域:100年〜死語の領域
- 人物:権力者、先祖
キーワード
破壊と再生、始めと終わり、究極、底力、絶対性、絶対権力、極限、強制的変化
あなたの冥王星はどの星座にある?
出生時ホロスコープの冥王星がある場所には「龍が眠っている」とも言われます。時に人生を根底から変える体験をする可能性も。
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メモ