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水星は知性や言語などを意味します

〜基本10惑星 その2〜
水星

〜西洋占星術における水星の意味〜

水星

水星は、知性とコミュニケーションを司る惑星です。

思考したり話したり文章を書いたり、様々な工夫をする時の知恵の使い方、言語能力、その人の知的興味の対象や研究に対する姿勢なども表しています。

太陽や月は個人の人格に関わる部分を象徴しますが、水星はそれらを外部へ伝達したり交流するための働きを促します。

水星は主に自分という存在を外部に伝える働きを支配しているのです。言語を操り他者との会話したり、文章を書いて考えを伝えるときには水星の力が使われます。

その人がどれだけ機転や融通が利くか、職業的に有能かどうかは水星を見ると読み取ることが出来ます。水星の働きが強ければ、その人は知性的な面が強化されるため、人生における様々な局面をアイデアと頭脳で打開していくことになるでしょう。

水星は人間で言う頭脳にあたり、神経組織の発達などに関わります。

基本データ

  • 公転周期:約88日
  • 年齢域:8歳〜15歳
  • 人物:兄弟、学生、年下の人物、メッセンジャー、知識人、仲介者

キーワード

知性、知識、思考、神経組織、言語能力、技術、批判能力、実務能力

あなたの水星はどの星座にある?

水星は知性やコミュニケーションなどを司る惑星。
出生時ホロスコープの水星がどの星座にあるかによって、考え方の傾向やコミュニケーションのスタイルなどが表れると言われています。

>>ホロスコープの水星で観る!あなたの考え方の傾向と改善点

メモ2

【 水星逆行 】

水星逆行という言葉はFXなどをやっている人はよく耳にするとそうです。
ホロスコープ上で惑星が逆行する現象が起きることがあります。

もちろん本当に逆行するわけではなく、軌道の形や公転速度の違いなどが原因となって
地球からみた時にあたかも惑星が逆行しているように見える現象のことである。
(解釈は様々だが、遅延や混乱、制限などを招くとされる場合もある。)

水星の場合は、後天速度が地球より早いために「水星逆行」が起きる。
1年に3回〜4回程度、一回の逆行期間は約20日ほど。

この水星が逆行している期間は相場変動が起こりやすくなるのだとか。

相場が不安定になる原因は、おそらく「水星逆光期間は危ない」と集団の一人一人が考えることで、結果的にその方向へ向かって行くという集団心理によるものではないでしょうか。

それにしても金融など現実的なものを扱う時に、最も非現実的な(?)占星術を使うというのは興味深いですね。その他、経済、社会、医学などに占星術が使われる場合もあります。

【メモ2】

水星は太陽と28度以上離れません。
そのためホロスコープの太陽と水星はいつも近くにあります。
また、30度以上のアスペクトを形成しないことになります。


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