占星術の基礎知識 〜私の中の10個の惑星たち〜
【基本10惑星について】
占星術は英語でAstrology(アストロロジー)ですが、-logyという接尾語はどちらかというと学問的なニュアンスが強いのです。日本語に訳すと"占星学"というほうがしっくり来ます。
またAstrologyは星気学と訳される場合がありますが、星気学といえば九星気学などが思い当たります。どちらも星の気の影響を考える学問と考えると分かり易いでしょうか。
古代人達は、現代科学では未だ解明出来ない惑星のなんらかの影響を感じ取っていたのだと思います。 見えないけれど確実に存在する惑星の影響を星の気と表現したのではないでしょうか。 そしてそれらは数百年後、数千年後に解明されるだろうと私は考えています。
さて、西洋占星術に話を戻します。
西洋占星術の最大の特徴は、占術に実際の惑星を使うという点です。
古くは、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星の7つの惑星を使っていましたが、近代になり望遠技術が発達したことで土星の外側に3つの天体を発見しました。
すなわち天王星、海王星、冥王星です。この3つの惑星をトランスサタニアンと呼ぶ事があります。それに伴い、占星術の惑星に当てられた意味も変化していきました。
現在、西洋占星術ではトランスサタニアンを含めた10個の惑星が使われます。
それぞれの惑星にはどのような意味があるのでしょうか?
以下で解説して参ります。