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インコンジャンクト(クインカンクス)とガリガリ君コーンポタージュ味

インコンジャンクト(150度)とガリガリ君コーンポタージュ味

西洋占星術, インコンジャンクト, クインカンクス, 150度, アスペクト

● 正反対のもの同士

「あの人とは180度考え方が違うの!!!」

・・って180度ならまだ救いがあるではないか。
2区分(男女)も3区分(活不柔)も同じで、エレメント同士の相性もいい。
なにより互いに向き合うことができているのだから...

占星術では、まるっきり違うのは180度ではなく150度だ。

サインの位置関係でみると、3区分(活動、不動、柔軟)も違う、2区分(男・女)も違う、エレメント(火地風水)の相性も合わない。
150度というのは、ないない尽くしの組み合わせなのである。

このアスペクトをインコンジャンクト(またはクインカンクス)という。

インコンジャンクト(クインカンクス)のアスペクト

まったく違うものを掛け合わせるわけだから、もちろん最初はうまくいかない。

ガリガリ君コーンポタージュ味みたいなことになる。

さすがにその組み合わせはナシでしょ、と。

しかし・・それでも・・・まったく違う二つの要素を、努力して、融合させ、発展させていく・・

例えば ガリガリ君コーンポタージュ味を、

フレンチレストランで

「コーンポタージュの冷製テリーヌです」

といってオシャレな食器で出されたら、10人に一人くらいは有難がって食べてくれる気がするんですよね。

「その組み合わせはナシでしょ」を、
「珍しいものが食べられた」にひっくり返す!!

インコンジャンクトとは、まさにそんなアスペクトなのであります(どんなアスペクトや)

● 塩キャラメル? 生ハムメロン?

火星の金星のインコンジャンクトは、
例えるなら"塩キャラメル"とか"生ハムメロン"みたいなものかもしれない。

火星は辛いもの
金星は甘いもの

まさかその2つが結びつくとは思わないわけです。
塩は多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ、ちょうどいい塩梅を見つけねばならない・・
そんな葛藤を乗り越えて生み出される絶妙な味。

あと最近でいうと "ワークマン女子" が話題になっていますが、あれもインコンジャンクト的な発想だな〜と思います

作業着の会社がファッション性を取り入れて大発展を遂げている・・

(「正反対に見えるもの同士を結びつける」という発想はどんなジャンルでも有効なのかもしれませんね)

ただガリガリ君もワークマンも、楽しいばかりではなく、それは企業の存続をかけた変革戦略であり、商品の企画会議室では悩みや葛藤も多々あることでしょう。

かつてダーウィンはこう言いました
賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだダーウィンの名言より

生き残るために、変わらなければならない。

そんなプレッシャーをいつも感じることはインコンジャンクトの宿命でもあります。

ほぼ変わらずに生き残れるのはカロリーメイトだけであると我々は改めて認識すべきなのです。

● まとめ

インコンジャンクトっていうのがどういうアスペクトなのか? どういう可能性を秘めているのか?

なんとなくイメージを書いてみました

150度はハードアスペクトに分類されるもので、わりにキツいことも多いかと思います。

でもインコンジャンクトを持つ人は、人生のブレークスルーのカギがそこに隠されているのも事実。

それらを実現させるためには相当な自己鍛錬が必要になるでしょうが、
このアスペクトを持つ人は、そういう人生を望んでいるのだと思います。

上手に生かせばかなり有効なアスペクトになるでしょう。

余談ですが、じつは私とパートナーとの月同士がこのインコンジャンクトなのであります。
自分の家なのにどこか別世界にいるような感覚にたびたび陥ります。。



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